画家の生き方の指針として買った本
僕が青木雄二という漫画家のエッセイや漫画、同様この本もまた生きる指針とした本である。
平山郁夫氏から学んだこと
デッサンの重視と読書による教養の習得である。
平山氏は大叔父から
三つの教えを受ける
①古典をよく読み、写生して自然から学ぶ
古典という歴史の洗礼を受けた書物を読みオーソドックスな思想を現代に受け継ぎ
写生をしてデッサン力をつけ自然から学ぶ。
平山氏は画学生時代自信と底力をつけるため休日に街に出かけ百人の顔をデッサンするというトレーニングを自分に課した。
②ジャンル問わず一流の作品を観たり読む。
一流の作品を見たり読んだりしなければ本物とまがい物の見分けが付かなくなるから。
③絵を習い始めてから向こう十年は絵で金を取らないこと。
勉強が半端なまま金を取ると勉強がおろそかになるから十年間は勉強に充てること。
僕はこの本を読み毎日デッサン(クロッキーを中心に。)をして美術解剖図の模写をして、本をたくさん読むようになりました。
まあまだまだ絵の売り込み方のテクニックやコミュニケーション能力などに未熟さを感じてはいるのですが・・・。