デッサン教育を受けなかった障害児の絵に感動することがある。
美術学校受験の上級者の上手すぎる石膏デッサンを見飽きることもある。
無論デッサンは絵を描く上で大事なのだが(めんどうくさい禅問答のようないいまわしで矛盾しているようでそうなのである。)
こうなると美術絵画の正解がわかりずらい。
デッサン力の高いテクニシャンの絵画が芸術にならない場合もあるし(誤解の無いように言っておくと芸術にならなかったとしても技術的には価値のある絵ではあるんです。芸術ってジャンルの絵じゃないってだけで・・・)
技術的に稚拙な絵が美術的価値を認められる場合もあるにはある。(無論タダの下手くそな絵は認められないけど。)
こうして見ると人生同様、絵画や美術はむつかしいものだ。
ゴッホの絵はゴッホ死後優秀な商売人(人から聞いた話によるとゴッホの弟の画商テオの奥さんらしいが定かではない)がゴッホの絵を売ってゴッホは世に出たらしい。
無職の絵を描くゴッホは死んだあと画家になったのか?
いやいや売れる前の生前から画家だったのか?
絵画というのは何が正解かわからない。
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あんじー祭り⇒創作ステージ⇒アナログ展でも見られます。