太宰の斜陽読んだ。ウンどんどん退廃してく感じが面白い。
前向きな物語の走れメロスよりずっと面白い。走れメロスは作品っていうよりなんか道徳の本みたいだし、それより斜陽の方がずっと文化的だ。
太宰はなんかダメになってく物語の方が面白いよ。うん。
ジャン・コクトーの恐るべき子供たちも退廃の美学で良かったし。
いや現実の僕の生活が退廃したらこまるけど
フィクションの物語では退廃の美学というジャンルはアリだと思う。
そういう方向性の物語すらひっくるめた多様性あってこそ文化は面白い。

- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/05/16
- メディア: 文庫
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