あんじー祭りのブログ

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物語のキャラクターの魅力やセンスについて

普段僕は小説に関して岩波文庫の古典的名著の文豪ものばかり読んでいる。

 

文豪の基準でモノをみるのでたまに現代の小説を本屋でパラパラめくってみると

 

古典的名著を水準に比べると現代小説は落ちると思う(苦労されている現代作家の方には申し訳ないです。)

 

現代日本小説をいくつかパラパラめくっていて

 

気になったのが登場人物の魅力がないのが多いと感じたことだ。

 

登場人物を魅力を僕基準で考察する。

 

まず社会人としてしっかりしているか、してないか、善人か悪人か

 

というのは登場人物の魅力とほとんど関係がないと思っている。

 

罪と罰の『マルメラードフ』や西村賢太の小説に登場する『北町貫多』

 

はダメ人間だけど小説の登場人物としてはセンスがあると思う。

 

つまり社会人としてしっかりしているかしてないかが基準ではない。

 

また善人か悪人かも関係がない

 

漫画、ジョジョの奇妙な冒険にでてくる

 

『ディオ』は悪い事をするけども魅力がある。

 

物語の登場人物の良し悪しは

社会人としてちゃんとしているかしてないかとか悪人か善人か

 

ではないのである。