あんじー祭りのブログ

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偉大な作家だけいたとしても文化が死ぬ事は起こりうる。

ドストエフスキー罪と罰を2017年初めて読破した。

 

あらすじは苦学生ラスコーリニコフが金貸しの老婆を

 

『ぼくが学問をして世の中の役に立つためならばこの老婆を殺すことをただしいことだ』と自分に言い聞かして

 

老婆を殺してしまう。

 

そして娼婦ソーニャから命の大切さを説かれ自首するというあらすじだ。

 

僕はこの作品を近代文学の最高峰だと思った。

 

これを越える物語はほとんどないと思う。

 

しかしである。ドストエフスキーの小説だけあったとしても文化が生き続けるとは限らないとも思う。

 

国立西洋美術館世界遺産になったが国立西洋美術館『だけ』残ったとしても文化が生き続けるとは限らないと思う。

 

名作、過去の遺産だけあったとしても文化が終わったり文化が死ぬ事は起こりうると思う。

 

というのも最近僕好みの作品が減り続けていると感じるからだ。

 

個人の好みなど知るかと思う読者もいるかもしれないが

 

僕のような個人が増えれば文化は確実に死ぬだろう。

 

僕は警告する。

 

名作や過去の遺産だけ残ったとしても文化が死ぬことは起こりうる。