美術の道を志し1998年の美術学校受験の予備校から数えるともう画歴20年になる。
美術史なり文化史の本を紹介写真でページをパラパラめくると『ふーん』
って一般の人は思うであろう。
ところが20年絵画を習うなり、自作を作るなり、作品発表のホームページを15.6年なりやると
まあ文化史なり美術史なりの本をページをめくるだけでは実感できない時の流れを感じます。
2015年過ぎたあたりから好みの作品が減り始めました。
そして気づくのです。自作のセンスや好みの作品が古くなっていくのです。
時の流れは残酷とまではいかなくても
流石に長年作品を作るものにとって途方に暮れるような感覚です。
今の時代2018年の文化はまるで名前すら知らない人の全く知らない人の家にいるような感覚です。
面白いと思う作品は今の時代にもあるにはあるんですが少なくて、
そして自作のセンスも古く感じ始めます。
僕の作品のセンスは90年代80年代見た作品のセンスの継承なのでいたしかたないのでしょうがないぶぶんがあるのですが。