図書館通いをしている。
さて西村賢太の短編集を読んでいる
作者西村氏のモデルとした主人公
北町貫多が
日雇い労働をしたり
同棲相手にひどいことをしたり
尊敬する小説家の墓参りをしたり
ぎっくり腰をしてペットボトルを尿瓶かわりにしてくろうしたりする
まあ
文章レベルが古典文学並に高いそして描写の品のなさがかえって高い文学性をだしている。
凄みのある文学だった。
ある文学研究家が
最近もたくさん小説は出版されているが文学性の高い小説は衰退していると指摘しているが
西村氏の作品は近年では少数派の文学性の高い小説である。