あんじー祭りのブログ

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詩『諸君 岩波文庫を読みたまえ』

諸君

 

僕はドストエフスキーが好きだ。

 

川端康成

 

ジュールベルヌが

 

好きだ。

モーパッサン

Oヘンリーが

 

好きだ

 

諸君岩波文庫を読みたまえ。

 

ボードレール悪の華もパリの憂愁も好きだ

 

諸君岩波文庫を読みたまえ

 

シェイクスピアモリエールも好きだ。

 

諸君岩波文庫を読みたまえ。

 

アルトハイデベルグも好きだ。

 

罪と罰も大好きだ。

 

海底二万里も好きだ。

 

諸君

 

孫子も読みたまえ

 

読みつぐのだ。

 

本を読んで儲からなくとも女にモテなくとも

 

本は人々に読まれるだけでも価値があるのだ。

 

読まれるだけでも読まれ継がれることが大事なのだ。

 

読んで読んで読むのだ

 

過去から学ぶのだ。

 

温故知新だ。

 

スマホ、ネット、インスタグラム、ラインの時代になっても

 

ユーチューバーや課金ゲームの時代であっても

 

読みつぐのだ。

 

古典はただ

 

ページをめくられているだけでもそれだけで

 

本棚にあって積ん読になって

 

そしてベッドでときどきポテチくいながら開かれるだけでも価値があるのだ。

それだけでも

 

読んで出世できなくとも女にモテなくて

 

読んでいるだけで読まれているだけで読み継がれているだけでもいい

 

本は読まれ継がれ

 

あなたの本棚に図書館にブックオフに神保町古書店新刊書店の本棚に置かれているそれがそれだけでも価値があるんだ。

 

それ役に立つのとか儲かるのかとかそんな問題だけで読書を語るんじゃねええ。

 

読んで読んで読んでそれだけでも本は価値があるんだ。

 

それが人類文化を支えてたんだ。

 

忘れるな。

 

このブログは警告する。

 

本の虫として警告する。

 

本を読まなくても確かに死にはしない

 

だけどな

 

本が全く読まれなくなったらそれは人類文化の死を意味するんだ。

 

諸君岩波文庫を読みたまえ。