この漫画にゲーム界の移り変わりが登場する。
それは家庭用ゲーム機の時代からケータイ電話ゲームへのシフトだ。
ベテランゲームクリエイターの老人と若手(といっても外見は中年で年齢は若手とは限らないが)のゲームクリエイターの対立がそうだ。
ベテランゲームクリエイターの方が家庭用ゲーム機の物の考え方でゲームを考え若手のクリエイターの方がケータイ課金ゲームの考えでゲームを作っている。
両者の対立が面白い。僕はどちらと言われれば家庭用ゲーム機で育った世代なのでベテラン老人クリエイターの方を応援してしまう。彼同様課金ゲームが僕にはゲームというよりギャンブルビジネスに見えてしまうのが苦手だからだ。
結局の登場する会社はラーメンコレクションという美少女擬人化ラーメンゲームで再起を狙うというところでゲーム編は終わるのだが。
面白かったです。
僕のゲームに対する考え方は若手のクリエイターやゲーマーからは古く思われているのかもしれませんね。
そういう意味も含めて若い世代と古い世代の対立というのは美術であろうがゲームであろうがあるようです。
ということで今回のエッセイはおしまい。
つづく。