本が好きである。
活字中毒者である。
読書家として尊敬している人は
画家の平山郁夫氏
大学学長の出口治明氏
漫画家エッセイストの青木雄二氏
などである。
だが
あれと思うときがある。
上記の方々と比べ
僕はあまり尊敬されているわけでもない活字中毒者である。
この差はどこだろうか
平山郁夫氏のぶれないという本によると
欧米の教養人はシェイクスピアを人生に生かすんだとか。
シェイクスピアは僕もリア王、ロミオとジュリエット、ヴェニスの商人
ハムレットなどを読んだ。天才的に面白い物語だった。
だが人生に活かせているかと自問するとそうでもないか。
青木雄二氏のすすめていた
ドストエフスキー著罪と罰は七回も読んで一番すごい物語だと青木氏同様に感じた。
だが罪と罰に出てくるマルメラードフという落ちこぼれに共感してしまう自分がいたりする。
そして出口氏は読書家として教養人として尊敬されているが
僕はどこか活字中毒者の落ちこぼれっぽいスタンスである。
やはり人間として差がありすぎるなあと感じる。
僕は本を読んで感動して知識をつけただけのバカなのか。
いやいや人生これから
なんとか這い上がっていきたいものである。