好きな小説を挙げていく
モロー博士の島 詩のような文体のパートがあったり引き込まれる文体でグイグイ読ませる。改造人間SF。
チョコレート工場の秘密 映画チャーリーとチョコレート工場の原作ファンタジー小説。全方向移動エレベーター、ワープ式テレビ室などの発明品のアイディアが面白い。
屍者の帝国 早世した伊藤計劃と友人円城塔の共著の死者を蘇らせる架空の技術が発達した過去の時代を舞台としたSF（解説文によると狭義のSFではないらしい。SFの定義はわかりずらい）。
月世界旅行 大砲で宇宙船砲弾を飛ばし月へ行こうってSF小説。荒唐無稽のアイディアを科学考証して物語は進行する。
ガリバー旅行記 単なる子供向けではない。巨人に比べると小さい、小人に比べるとでかいガリバーが面白い。空飛ぶ島はSFみたい。
罪と罰 金がなくて大学を追い出されたラスコーリニコフが金貸しの老婆を殺し罪に苛まれ自首を勧める娼婦ソーニャに魂を救われる。僕今までこれを越える物語にあったことがない。近代文学の最高峰。
恐るべき子供たち。 だんだん破滅していくキッズ達。エンターテイメント小説だと僕は勝手に思ってる。
舟を編む 辞書作りをする出版社員たちの奮闘が面白い。というか辞書作りのうんちくが面白いのである。実写映画版より原作小説のほうが僕は楽しめた。
まっ白な嘘 軽妙な文体でグイグイ読ます短編集。これほどセンスという言葉が似合う短編集もなかなかない。
